みなさんこんにちは!ジャパンビアソムリエのあべsanです😊
今回は2026年10月6日より発売が開始された「新金麦」のレビューをしてみようと思います。
発泡酒からビールへとクラスチェンジされたことで、一体なにがどう変わったのか気になるところですよね。
発泡酒ver.の金麦も購入済ですので、価格や原材料、味わいの違いなどそれぞれ比較しながら見ていきます♬
いやいや、そんなことより美味いのかどうかが知りたいんじゃ!という方は目次の「実際に飲んでみた」から飛んでくださいね✈️
ではスタートです!
💭なぜ発泡酒からビールに?

発泡酒といえばビールよりも安価で手に取りやすいというイメージがあると思いますが、なぜ発泡酒の方が安いのかというとビールよりも税率が低いからです。
そしてその税率は、麦芽の使用比率(原料全体のうち何%が麦芽か)によって三段階に分けられており、麦芽が多く使われている方がより税率が高くなります。つまりビールの方がより税金がかかり、その分値段も高くなるということですね💡

…というのが、2026年9月30日までのお話です。
「酒税法改正」という言葉を9月の末頃から頻繁に耳にしたかと思いますが、この改正により10月からビールと発泡酒(新ジャンルも)の税率が統一されることになったのです。
つまり、ビールと発泡酒における税負担の差がなくなったということ!!
より詳細にご説明すると、ビール(麦芽比率50%以上)、25%未満の発泡酒・新ジャンルの税率が、25%以上50%未満の発泡酒と同率になりました💡(けどなんや細かいので、とにかくビールが値下がり発泡酒・新ジャンルが値上がったという認識でOK😂)
これはビール業界にとってはなかなかの衝撃です。
なぜならば、「税金を安く抑えて低価格で売る」ために各社が工夫して造っていた発泡酒や新ジャンルのメリットがなくなってしまうから💥
えぇい、ならば発泡酒はビールにしてしまった方が良いに決まっている!!
…ということで、今回の金麦をはじめキリンの「本麒麟」、サッポロの「ゴールドスター」などなど、各社が発泡酒のクラスチェンジを予定しています。
🤔金麦はどこが変わった?

ではここからは、発泡酒金麦とビール金麦について詳しく見ていきます👀(発泡酒金麦を9月末にスーパーへ買いに行ったら350ml缶はすでに売り切れ…500ml缶しか残っていませんでした。)
価格と原材料それぞれまとめです👇
(※価格はどちらも近所のスーパー参考)
🍺発泡酒金麦

・価格:税込み209円(500ml※酒税法改正前に購入)
・原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ
・アルコール度数:5.0%

発泡酒にスピリッツを混ぜて造られていますね💡このスピリッツを加える製造方法は発泡酒によく見られ、麦芽だけではまかないきれない飲みごたえを補うためなどに使われます。
🍺ビール金麦

・価格:税込み228円(500ml※画像は350ml)
・原材料:麦芽、ホップ、糖類
・アルコール度数:5.5%

同じスーパーで売っていた他社のビールより25円程安い!そして糖類が入っていますね。アルコール度数も発泡酒のときより0.5%上がっています。
🍺 🍺 🍺
ビールや発泡酒における「糖類」の役割

ビールになる前の液体のことを麦汁ばくじゅうといい、この麦汁に酵母を加えると麦汁内にある麦芽由来の糖を酵母がパクパクと食べます。そうすることによって酵母はアルコールと炭酸ガスを生成するのですが、糖(エサ)が足りないと、アルコールなどを満足に造り出すことができません。
先述の通り発泡酒などは使用される麦芽の量が少ないですから、それだけではエサが足りずに酵母が上手に発酵できないのですね。
そこで糖類の出番!麦芽由来の糖だけでは足りない分を糖類で補おうという寸法です。
ビールではあまりこのような糖類の使い方はされないように思いますが(クラフトビールなどは瓶内二次発酵させる際に使ったりはします💡)、ビール金麦に糖類が使われているのはなかなかに興味深いです。

さてはて、ビール金麦の糖類はなんのためでしょう?(私の推測を後ほど。)
🌟ビール金麦が目指すもの?
”金麦には夢がある。
それは、味も、価格も、いちばん飲みやすいビールをめざすこと。
そしてみんなが、もっと気楽に楽しめるビールになること。”
公式サイトより抜粋
🍺 🍺 🍺
公式サイトにもあるように、金麦ビール化にあたってよく目にしたのが「価格は発泡酒のまま」というものです😮
そんなことできるんかいな!と思っていましたが、原材料に糖類が使用されていることを知り、なるほど…となりました。
ここからは私の勝手な憶測なので「ほーん、そういう考えもあるわね」程度で読んでいただければと思いますが、恐らくビール金麦は…
“ぎりぎり”ビールなのかもしれない!
🤔🤔🤔
ところで、プレミアムビールと呼ばれているプレモルやヱビスは、なぜ他のビールよりも高価なのでしょうか?それは、麦芽100%の商品が多く、麦芽を贅沢に使用していることも大きく関係しています。

麦芽の使用比率が50%以上だとビールに分類されますが、50%だろうが100%だろうが掛かる税率は一緒です。つまり同じ「ビール」でも、原材料が高ければその分販売価格も上がる要因のひとつになりますし、その逆も然りです。
ビール金麦の麦芽使用比率が具体的に何%なのか公表されているわけではないので、本当に”ぎりぎり”なのかは分かりませんし何度も申し上げる通りこれは完全に私の推測なのでご了承ください🙇♂️
けれど、実際に飲んでみた感じも、やはりぎりぎりな味かなぁって思っちゃったり…😂(詳しい味の感想は後ほど!)
そしてそれだと麦芽による飲みごたえがどうしても足りないので、糖類を加えて酵母にもぐもぐしてもらって、アルコール度数(飲みごたえ)を調整しているのではないか?というのが私の考えです🤔

度数が発泡酒金麦5%👉ビール金麦5.5%になったのもうなずける…かも?
👇こちらの記事に金麦の販売戦略が書かれています。ご興味あればぜひ。
🍺実際に飲んでみた!

ここまででわかったことは、ビール金麦において重要なのは「低価格なりのビール」ということだと思いますので、そのあたりも考慮しながら飲んでいきます!
ついでに発泡酒金麦とも飲み比べてみます✌️
まずは簡単にそれぞれまとめ👇
🍺発泡酒金麦

・フローラルな香り
・麦芽感控えめ
・スッキリと思いきややや強めの苦味・炭酸
・後味にスピリッツ由来の甘みと風味

これこれ、金麦の味!
🍺ビール金麦

・穏やかなフローラルとはちみつの香り
・口に含むとフローラル広がる🌷
・飲み応えは発泡酒ver.よりあり
・苦味あり
・良く言えばスッキリ・悪く言うと味気ない
・後味に麦芽の風味、鼻から抜けるカラメル香

全体的には発泡酒ver.と似たような香味。しかし鼻から抜ける香りはまさにビール!これは発泡酒ver.にはない要素です。
🍺 🍺 🍺
発泡酒ver.と飲み比べると、ビールver.の方が個人的には好みでした🌈
ただ、そのあと我が家の常備酒であるサッポロ黒ラベルをいただきましたが、それと比べるとなんというか…
やはり“ぎりぎり”ビールかもしれない😂
水っぽいわけでは決してありませんが、麦芽の旨みが薄くて味気ないという印象でした。
お風呂上がりや仕事終わり、また暑い日などにグビグビッといただくのにはぴったりかもしれませんが、「低価格」ということを考慮した上でも私だったら金麦は選ばないかなぁ。
けれど好みの問題もあると思いますので、発泡酒ver.と飲み比べ…とまではいかなくても、ちょっと試しに飲んでみるのはありかもしれませんね☺️
🌈まとめとおわりに

まとめると、新金麦はこんな方にオススメです👇️
・金麦の味が好き
・安いに越したことはない(それはそうか🤔)
・スッキリグビグビ飲めるビールが好き
・新商品はとりあえず試してみたい!
🍺
新金麦は私の口には残念ながらあまり合いませんでしたが、この味わいが好きな方もきっといらっしゃると思います☺️
新金麦のような造り方をしているビールは今のところ大手にはありませんし、記事を読んでちょっと気になるかもー!と思ってくださった方はぜひぜひお試しくださいね♬
みなさんのビールライフがより良いものになりますように✨️
ではまた!



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