【新発売】アサヒ トリプルゼロ飲んでみた!味は?プリン体や糖質って何者?どうやってゼロにするの?徹底解説!

アサヒ

みなさんこんにちは!ジャパンビアソムリエのあべsanです♬
今回は2026年3月31日に発売された、アサヒ スタイルフリー トリプルゼロのレビューをしてみようと思います😊

レビューの前にプリン体のこととか色々書いていますので、それよりも味が知りたいんじゃ!という方は目次の「実際に飲んでみた」から飛んでくださいね。

ではスタートです!

パッケージにもある通り、今回発売されたアサヒ トリプルゼロはプリン体・糖質・甘味料の3つがすべてゼロの発泡酒です。

このような糖質やカロリー、プリン体などの成分をカット、低減させた発泡酒は機能性発泡酒(機能系ビール類とも)と呼ばれ、近年人々の健康意識の高まりにより人気を集めている酒類です🌈

他にもサントリーのPSB、キリンのグリーンラベルなどなど、大手ビール会社の多くが機能性発泡酒を発売していますね!需要が高まっていることがよくわかります💡

ビールや魚卵などはプリン体が多いから食べ過ぎ(飲み過ぎ)注意!とよく聞きますが、そもそもプリン体とは一体なんなのでしょう?

プリン体は、簡単に言うと人間の体内や食べ物に含まれている「DNAや遺伝子をつくる成分」のことです💡つまり、すべての生き物の細胞に含まれています

プリン体が身体の中で分解されたときに生じる老廃物のひとつに尿酸というものがありますが、この尿酸が血中に異常に増えてしまうと「高尿酸血症」、そして最終的には「痛風」が発症してしまうことも💥

そういった理由から、プリン体の過剰摂取はよくないと言われているのですね。

✒️ビールのプリン体

ところで、ビールにはどのくらいのプリン体が含まれているのでしょうか?

一般的なビール(スーパードライや黒ラベルなど。)のプリン体含有量は、350ml缶でおよそ25mg!100gで6mgです💡

これだけではいまいちピンときませんが、プリン体が多く含まれていると言われているウニのプリン体含有量は、ずばり100gあたり137mg!!
ちなみにお手軽発酵食品として人気の納豆は、1パック30mg程のプリン体が含まれます。

えっ?!ビールプリン体少なくない?!

そうなのです!これはビアソムリエの講義で学んだことなのですが、実はビール中のプリン体は思ったほど多くはないのです💡

⚠️けれどビールに限らず、アルコールは代謝される過程で尿酸が大量につくられるため飲み方・飲む量はとても大切です。

\重要POINT/

プリン体=絶対悪ではありません。先述の通り、プリン体はDNAや遺伝子をつくってくれる、いわば生命活動になくてはならないもの!プリン体の1日の摂取目安量は400mg程なので、高プリン体食品でも少量ずつ食べるなど工夫すれば👌

次に糖質についてのお話です。そもそも糖質とは何かと言うと、米やパン、パスタなどの炭水化物から食物繊維を除いたもの💡

そして糖類とは、糖質の中に含まれる砂糖や果糖、ブドウ糖など、血糖値が上昇しやすい糖質の総称です。

また甘味料食品に甘みを加えるもの全般を指します。つまり糖類も甘味料の一部ということです✒️

最近ダイエット甘味料というものをよく耳にしますが、これは砂糖以上の甘みがありながらも、血糖値にはほとんど影響を与えないと言われています😳

甘味料には天然甘味料と人工甘味料の2種類がありますが、過剰摂取は味覚の鈍化などのデメリットがあるようです。

前述の通り、トリプルゼロはプリン体などの3つがすべてゼロの発泡酒ですが、ではどのようにして「ゼロ」にしているかご存知でしょうか☺️

私は知りませんでした。(なので調べました。)

ということでこの項では、それぞれゼロにする主な方法をご紹介します🌸
🙇‍♂️アサヒ トリプルゼロの公式サイトではほとんど明記されていなかったため、以下の方法は一般的なものです。ご承知おきください。

🍮プリン体ゼロ

ビールや発泡酒に含まれるプリン体は主に麦芽と酵母(発酵)由来です。
なので麦芽の使用を抑えたり、発酵後にプリン体をフィルターで物理的に除去します💥

このプリン体除去のフィルターには活性炭が非常に有効で、活性炭の微細な孔(あな)がほとんどのプリン体を吸着するのだそうですよ!活性炭すごい👏

またトリプルゼロは麦芽使用率(使った原料のうち、どれくらいが麦芽か)が25%未満となっていますが、これは(ほぼ)プリン体ゼロを実現するための設計なのかもしれませんね😎

\(ほぼ)プリン体ゼロ/

トリプルゼロのパッケージの注釈にもあるように、食品表示基準においては100ml(または100g)あたりのプリン体が0.5mg未満であれば「プリン体ゼロ」と表示して良いことになっています。

✒️ビールと発泡酒のちがい

日本では酒税法によって酒類が定義されています。細部まで書くと大変な文字量になってしまうので超ざっくりと☟

🍺ビール…麦芽使用率50%以上
🍺発泡酒…麦芽使用率25%以上50%未満もしくは麦芽使用率25%未満
(発泡酒は麦芽の使用率によって2種類に分けられます💡)

また麦芽使用比率で酒税率も変わり、現在はビールが最も税率が高く(価格が高く)、発泡酒は税率が低く(価格が安く)なっています。

しかし!今年の10月に実施される酒税率改正によって、ビールと発泡酒の税率が統一されます。これによりビールは値下がり、発泡酒は値上がりに😎

つまり、ビールと発泡酒の価格がほぼ同じくらいになるのです!酒税率改正によってどんな発泡酒が生き残るか気になるところですが、トリプルゼロのような機能性発泡酒は強そうだなぁと個人的には考えています💭

🍚糖質ゼロ

ビールにおける糖質は単に「」とも呼ばれ、主に麦芽由来です。

以前のアサヒゴールドの記事でも触れましたが、ビールの糖を減らすためには酵母の働きがとっても重要!酵母は糖を食べてアルコールと炭酸ガスを生み出しますが、食べれば食べるほどキレのある残糖の少ないビールになります😎

つまり、糖質ゼロにするためには酵母に極限まで糖を食べてもらえばいいということ!!

しかし麦芽由来の糖には、一般的なビール酵母では食べられない「デキストリン」という糖が含まれています。

一口に「麦芽由来の糖」と言っても実は色々な種類・大きさがあり、酵母はサイズの小さい種類の糖から順番に食べていくという性質があります💡

そしてデキストリンはビッグサイズで、酵母が食べられない大きさの糖なのです。なので通常のビールにはこのデキストリンが残っており、それが甘味にもなっているのですね。

つまりビールを糖質ゼロにするためには、このデキストリンも酵母に食べてもらう必要があります。そこで重要になってくるのが酵母の性能✨️

糖質ゼロのような機能系ビール類には、高発酵性酵母というデキストリンも食べられるような口の大きい酵母が使われることが多いです。

また、デキストリンを細かく分解してくれる酵素などを入れることもあるようですよ💡

それでも微量の糖質は残ってしまうので、フィルターで除去したり、さらに酵素を追加したりして(ほぼ)糖質ゼロを実現しているのです。

(ほぼ)糖質ゼロ

糖質もプリン体と同じように、ゼロと表示していい基準値があります。糖質の場合は100ml(または100g)あたり0.5g未満であればOKです👌

✒️麦芽以外の糖

トリプルゼロの原材料を見ると米やコーン(とうもろこし)が使われていることがわかりますが、これらも糖の役目を担っています。

米やコーンの糖を使うことで、麦芽だけのビールよりもスッキリとした味わいになるのです✨️
詳しく気になる方はアサヒゴールドの記事もぜひ🌈

【新発売】アサヒゴールド飲んでみた!味は?スーパードライとどう違う?飲み比べも!
みなさんこんにちは!ジャパンビアソムリエのあべsanです😊今回は2026年4月14日よりアサヒビールから発売された、アサヒゴールドのレビューしてみようと思います♬レビューの前に酒税法のお話など色々書いていますので、そんなこ...

🧁甘味料ゼロ

では最後に甘味料ゼロですが、トリプルゼロのパッケージの注釈を見ると、このように書いてあります。

「原材料には糖類を使用しています。」

え、糖類(甘味料)使ってるの?ゼロにするなら最初から入れなければいいじゃん!と思いますが、機能系ビール類ではそうもいかないのです😳💥

前述の通り酵母は糖をエサにしてアルコールなどを生み出しますが、このエサが少ないとアルコールの生成量が少なくなったり、酵母が元気に働いてくれません

トリプルゼロは麦芽使用率25%未満ですし米やコーンなども使ってはいますが恐らくエサが足りない状態。

そこで!甘味料(糖)の出番なのです✨️

酵母が食べやすいサイズの糖を使用すれば、酵母はきれいに完食してくれるので実質ゼロというわけです👏

こう見ると、機能系ビール類は高度な設計をされて造られているのですね。日本の研究者ほんとすごい。

ここからはようやくトリプルゼロのレビューです!
まずは個人的5段階評価から🎉

🍺 🍺 🍺

見た目
★★☆☆☆
香り
★★★☆☆

★★★★☆
のどごし
★★★★★
総評
★★★☆☆

これはなかなか美味しいのでは?各項目を詳しく見ていきましょう!

見た目★★☆☆☆

明るいゴールドカラーでTHE・ビールな見た目。
泡立ちがいまいちだったので星2つにしました🙇‍♂️

香り★★★☆☆

スーパードライを思わせるような、シャキッとしたフルーティな香り。香りの強さは低〜中程度です。

★★★★☆

サラッとはしていますが糖質ゼロとは思えない飲みごたえ!麦芽感は控えめながらもビールらしい味わい、苦味もそれなりにあり不自然な感じは全然しません👏

プリン体や糖質をカットしてしまうとどうしても旨味やコクがなくなってしまいますが、そのあたりは上手く工夫されています。原材料を見ると、トリプルゼロには「スピリッツ」と「調味料(アミノ酸)」が👇️

スピリッツとは蒸留酒のことですが、基本的に糖質もプリン体もゼロのハイアルコールなお酒です。なのでスピリッツを加えることで、ゼロのまま足りないアルコール感や飲みごたえを補うことが出来ます😎

そしてアミノ酸は旨味成分!ビールの旨味は本来麦芽や酵母由来からきているものですが、トリプルゼロはそれらががっつりカットされています✂
なのでその分アミノ酸を添加して、旨味を補填しているのです✨️

のどごし★★★★★

ビールにおける「のどごし」とは炭酸の刺激などを指しますが、トリプルゼロはかなり炭酸が強めに造られています。

この爽快感は暑い日やお風呂上がりにいただいたら最高のやつです🎉

トータルして、トリプルゼロはそれなりの飲みごたえと爽快感のある機能性発泡酒でした✨️

ただ気になったのが純アルコール量で、トリプルゼロは350mlで16.8g
一般的なビールは350mlで14g程ですので、それと比べるとトリプルゼロはやや多めのアルコール量となっています。

これは原材料にスピリッツも入っているからだと思いますが、糖質やプリン体がゼロだから超ヘルシー!というわけではないということを理解した上で喫飲する必要がありそうです🤔

ちなみに1日のアルコール摂取の目安量は男性40g、女性20gとされています。

🍺 🍺 🍺

またアルコール度数は6%と他のビールと大差ありませんが、スピリッツが加わっていることで通常のビールを飲んだ時とは違う酔い方をしたように感じました。(個人的な問題かもしれません😂)

カロリーも一般的なビールと比べても実は100mlあたり5kcal程しか変わりません。現在は発泡酒は税率が低いのでビールよりも低価格ですが、10月の酒税率改正でビールと値段があまり変わらなくなったら私なら迷わず普通のビールを選ぶだろうなというのが正直な感想です🙇

いかがでしたでしょうか☺️

今回の記事を書くにあたり、私自身かなり勉強になりました。美味しい機能系ビール類を造るのって本当に難しいのですね。普段機能系はあまり飲まないのですが、他の商品も飲んでみたくなりました🌈

みなさまのビールライフがより良いものになりますように✨️

ではまた!

アサヒ スタイルフリー トリプルゼロ|ブランドサイト|アサヒビール
糖質ゼロ※1・プリン体ゼロ※2・甘味料ゼロ※3、3つのゼロを実現した「アサヒ スタイルフリー トリプルゼロ」の特長や商品情報をご紹介。※1 食品表示基準による。※2 100ml当たりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示しています。※3 原材料には糖類を使用しています。

アサヒレビュー
スポンサーリンク
とりあえずのビールはもうおしまい。

コメント

error: Content is protected !!