みなさんこんにちは!ジャパンビアソムリエのあべsanです😊
今回は2026年4月14日よりアサヒビールから発売された、アサヒゴールドのレビューしてみようと思います♬
レビューの前に酒税法のお話など色々書いていますので、そんなことより味が知りたいんじゃ!という方は目次の「実際に飲んでみた!」から飛んでくださいね。
またアサヒの看板商品であるスーパードライとの飲み比べもしましたので、そちらも併せてご覧ください🌈
ではスタートです!
💭アサヒゴールドは実は前倒し発売だった?!

アサヒビールといえば、去年の9月にサイバー攻撃を受けたことは記憶に新しいですよね。
それによりシステム障害が発生し、アサヒビールの一部商品がスーパーから姿を消したり、居酒屋さんの生ビールがアサヒから別のビール会社のものに代わっていたり…などなど、日常に様々な変化がありました。
そんなアサヒの去年の1年間のビール類の売り上げは、なんと前年比で4%減少💥
(200億円超の減少です。恐ろしい…)
しかし今月ついに!すべての商品の出荷が完全復旧したのだそうです。本当に良かった!!
このようなドタバタからのアサヒゴールド発売ですが、アサヒゴールドは実は10月に発売する予定の商品だったことをご存知でしょうか?それを前倒しして発売した理由は2つ✌️
①サイバー攻撃からの立ち直りを加速させるため。
②アサヒゴールドを「システム障害からの復活を象徴する商品」に位置づけるため。
このあたりはTBS CROSS DIGの記事を参考にさせていただきました💡
詳しくはこちらから。


10月発売予定だったのにはしっかりと理由があります!その理由は次項で♬
✒️アサヒゴールドが10月発売予定だった理由

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の10月から日本の酒税法が改正されます💡
今回のこの改正、実はビール業界にかなーり関係があるのです!
簡単に言うと、
ビールが値下がり、発泡酒や新ジャンルが値上がる!!
のです🧐
なぜ値上がりや値下がりが起きるのかというと、これまでの酒税法ではビールと発泡酒(や新ジャンル)に掛かる税率が違いました。それを統一しようぜ!というのが今回の改正です。
つまり、ビールと発泡酒(新ジャンル)の値段がほとんど変わらなくなるということ!
これはなかなかの衝撃です。
サントリービールが発売している金麦は発泡酒ですが、この改正に合わせて発泡酒からビールへクラスチェンジさせるそうですよ。
アサヒゴールドは本来ならば、このようなライバル社の新戦略への対抗馬だったのです💥

新ジャンルとは…
第3のビールとも呼ばれますが、
・麦芽を使用していない
・または麦芽を使用した発泡酒にスピリッツ等を加えた
ビールテイストの酒類のこと💡
発泡酒扱いではありますが、缶には発泡酒②と表示されています。
機会があればチェックしてみてください👍
👀アサヒゴールドを詳しく見ていこう!

ようやく中味のお話に入りますが、まずは基本情報から!
違いがわかりやすいようにスーパードライと並べてみます🌈
🍺アサヒゴールド

原材料/麦芽、ホップ
アルコール度数/5.5%
🌸麦芽100%(オールモルト)
🍺スーパードライ

原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール度数/5.0%
🌸麦芽とホップの他にも色々入ってる!
(後述します☺️)
アサヒゴールドの一番のポイントは、麦芽100%ビールだということ!オールモルトとも言いますが、その名の通り麦芽とホップ(厳密には水と酵母もですが)のみで造られるビールのことです。

オールモルトは麦芽の旨みや香りが強いとってもリッチなビールです✨アサヒゴールドの他にはヱビスやプレモル、キリン一番搾りなどもオールモルト!
対してスーパードライの原材料を見てみると、麦芽の他に米やコーン(とうもろこし)が入っていますね💡
このような麦芽、ホップ、水、酵母以外の原料は副原料(ふくげんりょう)と呼ばれますが、では米やコーンなどの副原料が入っているとどんな味わいのビールになるのでしょう?

ずばり!
軽くて、ドライで、クリーンなビールになります🍺
ビールの製造において大事なのが糖!麦芽100%ビールの場合は麦芽由来の糖を酵母がバクバク食べてアルコールと炭酸を生み出しますが、米やコーンなどを入れると酵母は麦芽の糖だけでなく米やコーンの糖も食べるのです🍴
えっじゃあ副原料を入れた方がアルコール度数が高くなるの?と思うかもしれませんが、麦芽80副原料20全体で100みたいな感じなので、副原料を入れる=度数が高まるということではありません🌸
つまり米などの副原料が入ったビールはオールモルトに比べて麦芽量が少なく、かつ副原料により麦芽の風味が薄まるため軽くスッキリとした味わいになるのです。

ちなみに…
アルコール度数の高いビールを造る方法は色々ありますが、麦芽を大量に使って酵母にたくさん食べさせる方法がオーソドックス。その場合アルコール耐性のある酵母を使うのがポイント!
🍺実際に飲んでみた!

書きたいことがたくさんで前置きが長くなってしまいました😂
ここからようやく中味のレビューです。スーパードライとも比べてみます!
🍺アサヒゴールド

優しい麦芽、フローラル、かすかにフルーティな香り、麦芽の旨み・甘みそこそこ、とろんとした喉越し、後味に強めの苦み、やや厚めのボディ(やや飲みごたえあり)、鼻から抜けるカラメル香

オールモルトにしては麦芽感は控えめ?喉越しのテクスチャが気になる…🤔
🍺スーパードライ

フローラル、シャキッとした爽やかでフルーティな香り、控えめな麦芽の甘み、スッキリ、フッと消えるようなキレ、苦みは弱程度、鼻から抜ける柔らかなカラメル香

やはりスーパードライは良いビール!完成された味です👏
🌸今回飲み比べをするにあたり、両商品は購入後1日ほど冷蔵庫で静置させてからいただきました。
缶や瓶ビールは、購入・帰宅後すこし休ませてあげた方が中味が安定して本来の味わいを楽しめるのでオススメです✌️一晩は待てない!という方は30分だけでも!
🍺 🍺 🍺
ではいざ実飲!ということで、よく冷えた両者をグラスに注ぎました。色味はどちらもゴールドカラーですが、アサヒゴールドの方が若干色が濃いように思います。
まずはスーパードライから。
くぅぅ~!!これこれこの味!スーパードライ!
私はかつては副原料の入ったビールに否定的でしたが(オールモルトじゃないのはビールとは言えん!みたいなね😓)、ビールについて学んでいくうちこれは高温多湿な日本で美味しくビールをいただくための設計なのだなとかつての偏見を改めました。日本の企業ってほんとすごいよ!
お話を戻して、次にアサヒゴールドをいただきます。
香りは…スーパードライより麦芽の穀物みがありますが、そこまで主張は強くない感じ。アサヒゴールドは実はスーパードライと同じ酵母を使用しているのですが、ビールの香りというのは麦芽やホップのみならず、酵母の発酵から生まれる香りもあるのです💡

酵母ってなんか臭そう…?と思われるかもしれませんが、酵母の発酵由来の香気成分というのは実はとっても良い香り!パイナップル、バナナ、青りんご、スパイス、日本酒、ナッツなどなどなど。酵母の種類や発酵のさせ方によってその香りが変わります✒️
ということでアサヒゴールドの香りは、スーパードライの爽やかさを持ちつつ麦芽の甘みも感じられるような、ちょっと複雑な香りでした。
味に関しては、思っていたよりも麦芽感は強くなく(これもスーパードライと同じ食いしん坊酵母を使っているからかもしれません💡)、飲みやすさもある…
ん…?飲み込むとき喉に引っかかる??
これね、とってもびっくりしました。のど越しがトロッとしているんです。
この感じはアルコール度数が高いビールによくあるのですが、アサヒゴールドは5.5%…使用した麦芽量が関係しているのでしょうか?そして、
後味苦ぁぁああい
しかもスッと消えずにわりといつまでも口の中にいる!!
スーパードライを飲んだ後だったので尚更苦味が強く感じたのかもしれませんが、喉越しも含めこのあたりはスーパードライにはない要素です。
先に、日本は高温多湿で~というお話をしましたが、日本には四季というものもありますよね🌸
そして季節によって美味しいビールも異なります。一般的に春や夏にはスッキリとしたビールが、秋や冬には麦芽強めのこっくりとしたビールがより美味しく感じられるとされています💡
そしてアサヒゴールドはオールモルトで本来なら10月発売…
つまり
今じゃなくて秋に飲んだら絶対もっと美味しく感じるはず!!!
これが私の一番の感想です。麦芽感はありつつも案外あっさりはしていますが、この初夏にいただくには重すぎました。
涼しくなってきた秋口に、脂の乗ったサバとかと一緒にいただいたら最高に美味しいんじゃないかなぁなどと妄想🤭

👑まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました😊
最後にそれぞれのまとめです♬

🍺アサヒゴールド
・オールモルトにしてはあっさり
・トロリな喉越しはぜひ体験してみて欲しい
・一番ポテンシャルが上がるのは恐らく秋から冬🍂
・時間が経つと美味しくないのでサクサク飲み推奨

🍺スーパードライ
・圧倒的強者感!
・キンキンをゴクゴクが最高
・缶から直飲みも美味い
・時間が経つと美味しくないのでサクサク飲み推奨
🍺 🍺 🍺
以上、アサヒゴールドのレビューでした!みなさんのビールライフがより良いものになりますように✨
ではまた!


コメント