【東京クラフト】Helles(ヘレス)限定醸造!どんな味?本場ドイツのヘレスと飲み比べも!

サントリー

みなさんこんにちは!ジャパンビアソムリエのあべsanです。

今回は2026年3月17日よりサントリーから限定販売された、東京クラフトHelles(ヘレス)のレビューをしてみようと思います!

ヘレスは私が大好きなスタイル(ビールの種類みたいなものです。後述します😊)のうちのひとつなので、楽しく書いていけたらいいなと思います♬

とにかくこのビールの味が知りたいんじゃ!という方は目次から飛んで下さいね👍

ではスタートです!

💭ヘレスとはどんなビール?

ヘレス(ミュンへナーヘレスミュンヘナーヘルとも)は19世紀後半にドイツのミュンヘンで誕生したビアスタイルで、ドイツでは日常的な定番ビールとして愛されています。

ヘレスはドイツ語で「明るい」という意味があり、このビールはその名の通りきれいな黄金色をしています。
ホップの香りや苦味は控えめ麦芽の旨み・甘みが特徴で、するすると何杯でも飲めるドリンカブルなビールです。

ビール界では、飲み飽きない(何杯でも飲める/飲めそうな)ビールのことをドリンカブルまたはドリンカビリティが高いと表現します♬

✒️ビアスタイル(単にスタイルとも)とは…

ビールは基本的に麦芽・ホップ・水・酵母で造られますが、造り方によって様々な味わいのビールになります。

例えばお砂糖なんかも一口にお砂糖と言っても上白糖や三温糖など色々な種類がありますよね!

ビアスタイルとは簡単に言うとその「種類」のことです💡

今流行りのIPAやヘイジーIPAなども、ビアスタイルのうちのひとつです。

🌟ヘレスの歴史

ところで日本の大手ビール会社のビール、例えばプレモルやスーパードライ、サッポロ黒ラベルなどは、どんなスタイルかご存知でしょうか?

実はこれらはすべてピルスナーというスタイルのビールです。

ピルスナーはチェコが発祥ですが、このピルスナーがチェコの隣国ドイツで大流行!それに危機感を持ったミュンヘンの醸造所が、ピルスナーに対抗すべく造り出した黄金色のビールがヘレスだと言われています。

この醸造所はシュパーテンという醸造所で、1397年創業!ミュンヘンで最も古い醸造所のひとつですが、いまでもビールを造っていますよ✨

🍺 🍺 🍺

さて、では黄金色のビールを造るにあたって重要なものとはなんでしょうか?

それは水質です。

一般的に

軟水で醸造すると…
ピルスナーのような淡色のビール
(ピルスナー発祥のピルゼンは軟水。日本も基本的に軟水ですよね。)

★硬水で醸造すると…
濃色のビール

になると言われていますが、ミュンヘンの水は硬水で、そのままではピルスナーのような黄金色のビールを造ることが出来ませんでした。

そしてシュパーテンの醸造家たちが行き着いた答えは、

水質を変えちゃおう!!

ということでした😳

シュパーテンがどのような方法で水質を変えたのか詳しい記述は見つけられませんでしたが、お水を煮沸させて硬度を除去したり、深い井戸から汲んだミネラルバランスの適した井戸水を使うなどなど、様々な方法があるようです。

そして(恐らく)試行錯誤の末、シュパーテンはついに黄金色のビールを造り出すことに成功したのです✨

とは言え、水質を変えたとしても元は硬水から造ったビールです。なのでこのビールがピルスナーともまた違った特徴を持って生まれたことは、シュパーテンの思惑通りだったのか、はたまた偶然だったのか…

なんにせよ美味しいからよし!ですね🍻

ピルスナーはチェコ発祥ですが、造り出したのは実はドイツ人!
気になる方はこちらの記事もぜひ♬

🌸実際に飲んでみた!

ではここからようやく中味のお話です。
外観、香り、味、”ヘレスらしさ”を5段階で評価してみました🌈
(この評価は私の完全なる主観&勝手なものです。ご了承ください。)

【外観】
★★★★★
【香り】
★★★★☆
【味】
★★★★☆
【らしさ】
★★★☆☆

美味しいですが日本人向けヘレスって感じ?後述します。

🤭余談ですが…

ビアソムリエの講義で、ヘレスは

”苦味が来そうで来ないビール”

という解説を受けました。そのとき私はまだヘレスについての知識はほとんどなく、
「来そうで来ないってなんだろな。苦味がないとは違うんかな?」
と思っていました。けれど実際に飲んでみたら、本当に、来そうで来ないんです!!

これね、とても面白い体験でした。なので私はヘレスと明記されているビールをいただくときは、この来そうで来ない感を重視しています。

🍻ドイツのヘレスと飲み比べ

私がヘレスを飲みたくなった時は、いつもレーベンブロイ(こちらもミュンヘンの歴史ある醸造所です🌸)をいただいていました。
イオンやドンキなどでも取り扱いがあるので、見たこと・飲んだことある方もいらっしゃるのではないでしょうか🤗

ドイツから輸入しているからお高いんでしょ?と思うなかれ、日本で買えるレーベンブロイは、レーベンブロイ社の伝統的醸造法に忠実に従って韓国で製造しているのです!これにより手頃な価格で販売が可能になったのです♬

ということでここからは、それぞれの価格も含め、味わいにどんな違いがあるか比較していきます♬

🍺 🍺 🍺

🍒レーベンブロイ(Löwenbräu)

【香り】
麦芽の甘さと香ばしさ、はちみつ

【味】
・優しい炭酸
・いい意味で”淡い”、優しい味
・麦芽の旨み・甘み
・若干ホップのフローラル感
・苦味はないに等しいレベル

🍺内容量/330ml

🍺税込み価格/219円

(カクヤス参考)


🍒東京クラフトHelles

【香り】
フローラル&フルーティ

【味】
・ピルスナー程度の炭酸
・香り同様フローラル&フルーティ
・鼻から抜ける麦芽の甘み、カラメル香
・苦味は少ないがレーベンブロイに比べると強く感じる?

🍺内容量/350ml

🍺税込み価格/236円

(近所のスーパー参考/カクヤスさんでの取り扱いは今のところないようなのであしからずです。)

東京クラフトHellesを単品でいただいたときは普通に美味しいなあという感想でしたが、レーベンブロイと飲み比べると違いは歴然!

先にもちらっと書いたように、東京クラフトのヘレスは日本人好みの味わいに仕上げられているように感じました。強めの爽やかな香りと味わい、炭酸の爽快感!いい意味で分かりやすい香味です😊

苦味に関しては、

来そうで来ない…来ない…?お、来た…?🤔

みたいな感じで、余韻の余韻あたりで若干の苦味を感じました。けれどこの苦味の抑え方は非常に上手で、ヘレスらしさは十分にあるのではないかと思います♬

👍総評

東京クラフトHellesは爽やかさやフルーティさが強調されてはいましたが、苦味に関してはヘレスらしさを十分に持った美味しいビールでした🌈

もし今回ご紹介したレーベンブロイや、他のドイツのヘレスを見つけた方はぜひそちらも飲んでみてください。東京クラフトHellesとの違いがよくわかると思いますよ。

ビアソムリエの先生いわく、ヘレスが好きなら絶対にドイツに行って現地で飲むべきですとのこと。出来たてホヤホヤは格別なのだそうです🥹

いつか絶対ドイツに行きたいッ!!

🍳ペアリング

では最後にビアソムリエらしく、東京クラフトHellesに合いそうなお料理をご提案して終わろうかと思います♬

ここまで読んでいただきありがとうございました🌈

🍟フレンチフライ

ぜひケチャップとご一緒に。ケチャップのフルーティさが東京クラフトHellesと相性良し!酸味もプラスされて全体を引き締めてくれます。

みなさまのビールライフがより良いものになりますように♬

ではまた!

🍺 🍺 🍺

レーベンブロイも入ったビールセット♬
スーパーなどではあまり見かけない銘柄も!


TOKYO CRAFT 〈東京クラフト〉
東京の地で半世紀に渡り、ビールづくりに挑戦してきたサントリーが、「TOKYO」に愛着と敬意を込めてつくり上げてきたビールです。

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