国
日本/大阪府
製造
箕面ビール
スタイル
ジャパニーズライスブリュット(公式より)
アルコール度数
7.0%
IBU(国際苦味単位)
15
副原料
麹米
使用ホップ
モトゥエカ(ニュージーランド)、ザーツ(チェコ)、シトラ(アメリカ)
感想
2025年4月12日より発売された「猿山鹿男(さるやましかお)」は、大阪箕面にある箕面ビールと、箕面のお隣の能勢町で蔵元みずから米の栽培から手掛ける、”一貫造り”で有名な「秋鹿酒造」とのコラボレーションビールです。
今回で7回目の販売となるこのビールの最大の特徴は、なんといっても秋鹿酒造さんの「麹米」を使用しているということ。麹の酵素を最大限に生かせるように、仕込み工程ではなく発酵工程で投入しているとのことで、栓を開けた瞬間から華やかな吟醸香が広がります。
また酵母はセゾン酵母(ベルギー発祥の軽い口当たりが特徴のビール【セゾン】に使われる酵母です。)を採用しており、時間が経つにつれ酵母特有のフルーティで複雑な香りへと変化するので、その時間経過も楽しみたいビールです。
米由来の優しい甘味と、素材の味わいを引き出すべくホップの苦みや香りは穏やか。後味に日本酒を感じることができ、まさに日本でしか造れないニュースタイルビール。非常に美味しくいただきました。一飲の価値ありです!
箕面ビールの公式サイトにて仕込みの様子を見ることができますので、興味がある方はぜひ!
(公式ページへ飛びます。)

限定販売なので購入は”なる早”がベストです!著者は成城石井でゲットしましたが、公式オンラインショップにもまだ在庫がありそうですよ。(2025年4月19日現在)
(公式オンラインショップの猿山鹿男のページへ飛びます。)

おまけ。モトゥエカホップについて
モトゥエカはニュージーランド原産のホップで、香り付けにも苦み付けにも使える優れものです。その香りは砕いた新鮮な柑橘、モヒート、メロン、トロピカルフルーツなどを感じることができ、ビールの味わいに深みを出します。ペールエールやセゾン、サワーエール、ラガーなど幅広いスタイルに対応することができるホップです。
\モトゥエカを使った著者お気に入りビール/

P e a c e
日本/神奈川県横浜市
製造 REVO Brewing/レボブリューイング
このビールはなんと使用ホップがモトゥエカのみ!モトゥエカホップの味わいを最大限に感じることのできるラガービールです。爽やかな柑橘から始まり、それが酸味に変わり最後には麦芽のうま味でフィニッシュ。日本大手のラガー(ピルスナー)に飲みなれていると少し不思議な感じがするかもしれませんが、これこそクラフトビールの面白さ!この「Peace」の他に、「one」というIPAも販売しています。どちらも美味しいビールですので、ご興味あればぜひ。
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